本年もよろしくお願いいたします!

本日は日立市休日診療所の当番でした。

今のところインフルエンザの流行は起きておらず、例年に比べると患者数は少ないです(年末年始よりは増えいてはいますが)。このまま流行がおきずにシーズンが過ぎてしまえばよいのですが・・・(⌒-⌒; )

今年は診療報酬の改定もあり、調剤報酬についても具体的には未だに形が見えない現状ではあります。それでも、イメージとして与えられている薬剤師・薬局の形はありますし、当然ながら社会の求めるものと自身の理想像を擦り合わせて答えをだしていかねばなりません。何もしなければ、何もおきませんが、それでは社会での居場所も失うことになるでしょう。薬剤師個々人が前に進もうとしなければ、それは泥舟に乗ることになります、多分。

日立薬剤師会の活動は、薬剤師・薬局の未来像において、少なくともほんのすこし先の未来である「かかりつけ薬剤師」「健康サポート薬局」の実現に向けて、針路は間違っていないのではないかと思います。

「お薬講座」の開催は行政との連携もとれて好評のうちに回数を重ねています。これは薬剤師としての社会貢献であるとともに、活動自体が「かかりつけ薬剤師」の理想像に準じるものですし、評価の対象になるものです。今後とも会員薬剤師の方々の活躍を期待します。

 

また、「薬◯日◯社」の保険薬局調査の結果によると、
「健康サポート薬局」について、「かかりつけ薬剤師がいる薬局」を前提に、その機能として

1.患者がかかる全ての医療機関を把握し、服薬情報等を適切に記録する

2.時間外でもかかりつけ薬剤師が患者の相談等に対応する体制を整備している

3.地域包括ケア支援センター、訪問看護ステーションなど多職種と連携体制を構築している

という形の対応の可能性を聞いたときに、いずれも関心が高く100%に近い回答率だったそうです。そしてその結果では、1と2については半数が対応できると回答したそうですが、3についてはできるという回答が3分の1程度にすぎなかったそうです。

日立薬剤師会では、3の項目についても、連携のため活動を重ねてきましたし、現在もより良いものにしていくために地域医療委員会や薬薬連携会議の委員の方々に骨を折っていただいております。日立薬剤師会の会員ならば、自信を持って「多職種と連携体制を構築している」と答えていただけるのではないかと思います。

 

日立薬剤師会の活動は、地域の皆さまと関係者各位の理解、そして地域薬剤師個人個人の支えで成り立ちます。今後とも皆さまのお力添えを宜しくお願いいたしますm(_ _)m

そして新たな力はいつでも大歓迎いたします、是非地域の薬剤師のご意見をいただきたく存じます。会社や店舗が非会員であっても、個人で入会することは可能です、薬剤師としてすべきことするために一歩踏み出してみませんか? 今日は成人の日だそうです、春を迎えるにあたり新たな決意をするのにうってつけじゃないですか( ´ ▽ ` )ノ