中央社会保険医療協議会 総会(第328回) 議事次第

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000111936.html

答申がでて、記者会見も行われ、さまざまなコメントもネットで散見されます。批判的な意見も当然ありますし、期待の声もあるようです。

 

以下、記者会見の内容から、某N経DIの記事から抜粋させていただきます

日本労働組合総連合会「患者本位の医療を確立する連絡会」委員の花井十伍氏は、調剤報酬関連の見直しやかかりつけ薬剤師が定義されたことを受けて、「今改定は言わば、何度目かの『医薬分業元年』ということになる。おそらく今回が最後の(改革の)チャンスに近いのではないかそうした意味では、保険薬局だけでなく、薬剤師全体、職能全体が正念場を迎えていると感じる。大きな期待が薬剤師にかかっている。かかりつけ薬剤師という役割が明確になったことに伴い、本来国民が利益を得られる医薬分業の姿をぜひ見せていただけることを期待している」と述べた。

ここまで

 

実感として、この記事の方が言われる「最後のチャンス」というのは言い得ているのではないかな、と思います、役割をしっかり果たせば評価されるような仕組みにみえなくもないですから。どっちにしろ、やめるのでなければ、やるしかないでしょう(^^)

 

今回の改定が業界のある層に対して重点的に厳しく評価するものである印象はやはりあります。しかし今は、薬局の開設者が個人ではなく企業であることがほとんどの時代ですから、企業や薬局ではなく、薬剤師個々人の能力が評価され、且つ求められる時代となることは必然のような気がします。また、求められている能力が保険調剤だけではないこともしっかり受け止めなくてはなりませんし、本来いわれなくてもやらねばならないことだとも思います。

 

地域の薬剤師の皆様におかれましても、自分の周囲だけ見るのではなく、広い視野を持ち、地域医療との連携や活動などに個人として積極的に加わっていただけたらと思います。薬剤師個人を磨くことが、ひいては所属する企業にも利益となるはずです。今回の調剤報酬改定にあわせた針路とも一致するのではないでしょうか(^-^)


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