当会について

会長挨拶

日立薬剤師会は、服薬指導やジェネリック薬の推進、在宅医療、健康づくり、地域貢献活動を通じ、市民の皆様の健康と安全を支えます。

一般社団法人 日立薬剤師会
会長　阿内一彦

日立薬剤師会は主に市内の薬局・事業所に勤務する薬剤師、約120名の会員をもって構成される薬剤師の職能団体でございます。

当会では、お薬手帳を活用した服薬指導と副作用の防止、重複した薬やたくさん残っている薬の削減、医療費の増大を抑えるためのジェネリック医薬品の使用促進、患者様宅へ出向く在宅医療の推進から、病気の予防や重症化させない習慣づくり・健康づくりの推進にも取り組んでまいります。

地域の皆様には、「かかりつけの薬局」をもち、健康・医療・福祉に関わることなら何でも相談できる「かかりつけの薬剤師」を作っておくことが、自らの健康を守るために大切で医療の安心・安全の確保につながると考えています。

また当会では、メディカルセンター内にございます日立市休日診療所への出務、学校薬剤師として全ての幼稚園から高等学校まで、教室やプール等での環境衛生検査を通じての子どもたちへのかかわり、また、大麻や危険ドラッグで問題となっている「薬物乱用防止」や「お薬講座」等の啓発（講演）活動も日々行っています。

薬剤師として、多様な社会のニーズに応えられるよう、研鑽を重ねてまいります、市民の皆様のご理解ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

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入会案内

薬剤師の皆様へ

薬剤師会に参加する意義

薬剤師の皆さんは誠心誠意、日頃の業務に努めていることと存じます。
薬剤師は目の前の業務に努めながら、地域医療の担い手として、また地域の保健衛生の窓口として社会に貢献するために努めなければなりません。

しかし、薬剤師の職能を社会に理解していただき、必要とされる環境を構築するためには個人の力では及ばないことが多いのではないでしょうか。日本薬剤師会、県薬剤師会は薬剤師の職能・職域を向上させるために活動しています。

また、地域薬剤師会である日立薬剤師会は地域と密着して、他職種とも連携をとり、市民の皆様に貢献すべく活動しています。

日立薬剤師会は、薬剤師が地域の皆様と共生するのであれば、地域に貢献することは当然であると考えています。
薬剤師会の活動は、地域末端の活動や研修会開催も含めて、薬剤師の職域を高め地歩を固めるもので、会員・非会員問わずすべての薬剤師に関わるものです。

是非、多くの薬剤師の皆様のご意見とお力をいただきたいと存じます。積極的に会の活動に参加していただければ、あるいは厳しい意見も含めて、ご指導いただければ幸いと存じます。

入会のすすめ

時代が変わり、薬剤師会の様相も変化がみられます。従来の薬剤師会は開局薬剤師が中心となって活動してきました。しかし現在では、個人で開局される薬局はとても少数になり、新規開局の薬局はほとんどが法人によるものです。そして薬剤師会は勤務薬剤師で構成しなければならない時代を迎えようとしています。薬剤師として働くひとりひとりが自覚をもち、薬剤師の職能向上に努めなければなりません。

薬剤師会は薬局の開設者や管理者でなくても加入できます。薬局勤務薬剤師、一般販売業勤務薬剤師、病院勤務薬剤師、パートタイマー薬剤師、派遣薬剤師、未就労の薬剤師の皆様にも活躍の場はありますし、意見を述べる権利があります。あるいは、現在手にしている仕事は会社や雇用主だけが供与しているのではなく、社会と共生するための薬剤師会の活動もあってのことであることを、思慮していただければ幸いと存じます。

是非、地域の薬剤師の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。

薬剤師会会員であること

休日診療所の調剤業務・災害時協定に基づく派遣業務・お薬の出前講座・ラジオ出演講話・「薬と健康の習慣」運動（日立市では生活安全フェスティバルにおけるブース設置）などは薬剤師会が行う市民の皆様に対する活動です。薬剤師会の会員になることで活動の機会が得られます。

薬剤師という職種の方は、しっかりした倫理観を持ち、正義感にあふれた個人であるはずです。是非、自分の職場にとどまらず、表に出て活躍してください。市井の方々が作る薬剤師像が、結局は自分に還ってくるはずです。

また、日本薬剤師会会員のみが加入できる年金制度がありますし、薬剤師賠償保険においては会員であれば団体加入ができます（薬局で店舗加入している賠償保険では個人責任賠償は保証されませんので、個人の保証を得るには薬剤師各自が保険に加入する必要があります）。

会費

年会費： 2,000円