「安定ヨウ素剤事前配布に関わる協力について」申込受付開始

原子力災害対策指針における安定ヨウ素剤配布会の参加申込の受付を開始しました。薬剤師の皆様、是非ご協力をお願いいたしますm(_ _)m

申込期限は11月14日です。

詳細は日立薬剤師会のホームページをご覧ください。会員の皆様には会員のページで依頼詳細を閲覧いただけます。

製薬企業からの医薬品の適正使用等に関するお知らせ | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済や稀少病認定薬の研究振興調査などの業務案内。

情報源: 製薬企業からの医薬品の適正使用等に関するお知らせ | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

なにかというと、酸化マグネシウム製剤の話です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151021-00000013-asahi-soci

各紙で報道されていますので反響があると思われます。今までも注意喚起はされていましたので周知のこととは思いますが、安心して服用していただけるように具体的な注意の服薬指導が必要になると思われます。29件の副作用報告は処方量を考えると多い数ではないでしょうが、因果関係を否定できない19件に死亡例が含まれるのならば無視はできないことになるでしょうか。

ラクツロースの適用が拡がれば安心して使える代替薬になるでしょうか、現在でも一部でよく使われるようになりましたが。

処方せんなしで向精神薬など販売、業務停止-群馬の薬局、指導後に販売も (医療介護CBニュース) – Yahoo!ニュース

情報源: 処方せんなしで向精神薬など販売、業務停止-群馬の薬局、指導後に販売も (医療介護CBニュース) – Yahoo!ニュース

群馬県薬務課のサイトでは薬局名も公表されていますし、もう少し詳しい経緯も掲載されています。第三者からの通報ではなく、開設者自らの報告ということになっておりました(発覚の経緯をなんとなく想像してしまいます)。あまりにもお粗末な顛末だと思います。

医薬品の適正な使用の先導を務める自覚があるのなら、ルールを守ることは必然と理解するはずです。濫用が個人の不利益になるから規制されているのであって、例え個人を救う行為のように思えても、手順を踏まないで処方箋医薬品を供与することは見当はずれな奉仕だと思います。おおよそ3000錠弱の向精神薬を含むの販売ですけれども、金儲けのためにやったわけではないだろうとは信じたいと思います。

今日は、生活保護を悪用して多量の向精神薬を転売しているニュースもありました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000245-sph-sociこの生活保護受給者は複数の病院から重複して処方をうけていたそうです。また薬剤を買い付けている者も薬剤転売の常習者のようです。

薬局・薬剤師が先頭にたってモラルを守らないと薬物の乱用は防げません。それは役割のはずです。明るい社会と子どもたちの未来のために、薬剤師はすべきことをなさなければなりません。