中央社会保険医療協議会 総会(第326回) 議事次第

情報源: 0000110780.pdf

是非情報源のファイルをご覧ください。いよいよ具体的な内容が明らかになってきました次期改定ですが、なかなか大変なことになっております。

特に「かかりつけ薬剤師指導料」が具体的に示されました。数字は未定ですし、条件はとても厳しいです。しかし今までは、価値があっても評価されることがなかった地域薬剤師会の草の根の活動が、日の目をみるかもしれないという期待感があります。

pdfの90ページ記載「かかりつけ薬局指導料」における算定要件 (4)の③には、「医療に係る地域活動の取組に参画していること。(地域の行政機関や関係団体等が主催する講演会、研修会等への参加、講演等の実績)」とあります。
この「医療に係る地域活動の取組」ですが、日立薬剤師会の「お薬講座」は当然条件に当てはまるとして、他にも「薬と健康の週間」や「休日診療所の業務」なども地域活動の取組のひとつとして認められれば良いなと思ってしまいます。だって今まで頑張ってきた会員の皆様の活動が具体的に評価されることになるじゃないですか(^ ^)
地域多職種連携や勉強会の開催などと合わせて、やはり地域薬剤師会の活動が価値があるものとして評価されることになれば、さらに活発な活動が可能となるとともに、より多くの薬剤師の協力も得られるのではないかと期待もしてしまいます。

平成28年の日立薬剤師会新年会が開かれました

1月23日土曜日にホテル天地閣にて、今年も無事に新年会が開催されました。

_R000232会長の挨拶

_R000237日立医師会の星野先生の挨拶

_R000240日立歯科医師会の間宮先生の挨拶。いつもながら軽妙なお話でした。

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茨城県薬剤師会の氣田先生の挨拶

先生方の挨拶で、共通のキーワードは多職種連携でした。

 

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恒例のじゃんけん大会も盛り上がりました。今年は私もちゃっかり商品をゲットしちゃいました(⌒-⌒; )

新年会の写真を日立薬剤師会ホームページの会員のページにアップしましたので、会員の皆さまにおかれましては、よろしかったらご覧ください。

小学校で教室の空気検査をしてきました

今日は学校薬剤師としての活動で、小学校へ行き教室の空気検査をしてきました。空気検査は、正常で快適な学校の環境を維持して、子どもたちの学習意欲低下や健康被害を防ぐためにおこなっています。

 

今日は冬空ながらも晴天です、気温は低めで校庭には霜が降りていました。ところどころ白い粉がまかれています。どうもグラウンドに白い線を引くための粉のようです。今はライン引き用の白粉は炭酸カルシウムが使われていて子どもにも安全ですが、これを凍結防止剤の替わりに使用しているようです(もしかすると常識なのかもしれませんが、感心してしまいました)。

寒くても子どもたちは元気で、中休みには皆なわとびをしています。インフルエンザによる欠席は全校で5名ほどいるそうです、大きな流行にならないことを祈ります(>人<;)

 

外気は摂氏9度でとても冷たいので、教室の外窓は閉め切った状態です。教室に2台ある備え付けのガスファンヒーター(密閉型で外気を使って燃焼して排気も外へするので空気の汚染はないのかな、と思われる)のうち1台を使用して教室の温度は20度前後あり快適でした。日当たりが良いこともあります。外窓は閉めていても廊下側の天窓は開放していることにより空気は循環されているようでした。

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廊下側の天窓が開いていても児童の顔付近の気流はほとんどありません、体感は心地良い状態ですが二酸化炭素濃度がやや気になります。授業の途中で換気をすることになると寒い思いをさせてしまうかもしれません( ;´Д`)

 

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いろいろな工夫もありなんとか湿度は保たれていました。50%には満たないので安心できる数値ではないですが、今の季節はやむを得ないかと思います。

 

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実は測定した教室は1年生(体が小さい)のものだったし、教室の広さに対して児童数が適正なので、想定よりも二酸化炭素濃度はあがりませんでした(教室で私が一番二酸化炭素を吐いていましたね)。1500ppmを超えることはなく、授業の途中で外窓を開けるには至りませんでした。休み時間に換気すれば十分です(^ ^)

 

 

 

教室の照度も測りました。

_R000229冬空ですが、晴天なので時折強めの日差しが教室に注ぎます。

日差しは暖かで日向ぼっこをするのにはうってつけなのですが、教室では窓際と廊下側では光の当たり具合が全然違うので日差しが強く照度差が大きくなると目に負担がかかります。まあなんとか照度差は基準値以内だったし、目視でまぶしさが不快なことはなかったのでそのまま暖かな日をあびたりしながらの授業となりました。いざとなればいつでもカーテンを引けばよいですが、やはり冬の日差しは大切にしたいと思うのは人情じゃないですか( ´ ▽ ` )ノ

 

 

小学校の保健室におじゃまして報告書を書かせていただいたのですが、保健室は賑やかです。保険委員の子どもたちがもちろん活躍しています、外でころんだ1年生の膝小僧を消毒する手つきは慣れたものです。熱を測りに来る子や腹痛の子が立ち替わりやってくるほか、保健室の先生に悩みを相談しに来る子のオアシスとなっていたりします。
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保健室はとても清潔感があり、ベッドもなにやら楽しそうで何もなくても横になりたくなってしまいますね、こどもでなくても(⌒-⌒; )

こどもたちは、とても元気がよくかわいらしいです。短い時間でしたが多分1〜6年すべての学年の子が保健室を訪れたので、それぞれの年齢の様子を垣間見ることができましたし、何人かとは話もできました、楽しかったです。

話をした5、6年生なんか私よりも全然やさしさにあふれ、聡明で思いやりが深いことに感心しました。また同時に、ちょっとこども扱いしようとしたことに恥入る心境でした。

実はたまたま、小学5年生の私の息子と幼稚園がいっしょだった子に出会ったのです、現在はちがう小学校なのですが、その子と愚息は今も交流があるのだそうで友達でいてくれていることがわかりました。なんだかうれしくてつい軽口をたたくように「うちの子はさ、幼稚園のころから人前で話すことが苦手で、今でもおとなしいでしょ、ラグビーやってても声がだせなくて苦労しているのだよ、一緒にいて黙ってたらもっと元気出せ!って喝いれてよ」と言ったのですよ。

そしたら

「おとなしいのはわかってます、でも無理はさせません

さらに

「そんなの全然大丈夫、そのうちちゃんと大声を出せるようになります。僕たちは会えば馬鹿騒ぎして楽しんでますよ」

とまあ、なんでしょう、この思いやりと思慮深さ!そして表現力が素晴らしい(キャプテンみたい)。私もこんなふうに堂々と友だちを思いやってかばえる人間になりたいと思ってしまいましたよ、感動しました(T ^ T)

 

子どもたちをみているとやはり未来は明るいし、未来を任せても大丈夫だと思えます。だから大人は身を削って、子どもたちのために今の世界を守らなければならないと思いますよ、漠然と。それぞれの足場で、与えられた条件の中であったとしても。だから薬剤師ならば、それとしてやるべきことをやらなければなりません、と思います(^ ^)

本年もよろしくお願いいたします!

本日は日立市休日診療所の当番でした。

今のところインフルエンザの流行は起きておらず、例年に比べると患者数は少ないです(年末年始よりは増えいてはいますが)。このまま流行がおきずにシーズンが過ぎてしまえばよいのですが・・・(⌒-⌒; )

今年は診療報酬の改定もあり、調剤報酬についても具体的には未だに形が見えない現状ではあります。それでも、イメージとして与えられている薬剤師・薬局の形はありますし、当然ながら社会の求めるものと自身の理想像を擦り合わせて答えをだしていかねばなりません。何もしなければ、何もおきませんが、それでは社会での居場所も失うことになるでしょう。薬剤師個々人が前に進もうとしなければ、それは泥舟に乗ることになります、多分。

日立薬剤師会の活動は、薬剤師・薬局の未来像において、少なくともほんのすこし先の未来である「かかりつけ薬剤師」「健康サポート薬局」の実現に向けて、針路は間違っていないのではないかと思います。

「お薬講座」の開催は行政との連携もとれて好評のうちに回数を重ねています。これは薬剤師としての社会貢献であるとともに、活動自体が「かかりつけ薬剤師」の理想像に準じるものですし、評価の対象になるものです。今後とも会員薬剤師の方々の活躍を期待します。

 

また、「薬◯日◯社」の保険薬局調査の結果によると、
「健康サポート薬局」について、「かかりつけ薬剤師がいる薬局」を前提に、その機能として

1.患者がかかる全ての医療機関を把握し、服薬情報等を適切に記録する

2.時間外でもかかりつけ薬剤師が患者の相談等に対応する体制を整備している

3.地域包括ケア支援センター、訪問看護ステーションなど多職種と連携体制を構築している

という形の対応の可能性を聞いたときに、いずれも関心が高く100%に近い回答率だったそうです。そしてその結果では、1と2については半数が対応できると回答したそうですが、3についてはできるという回答が3分の1程度にすぎなかったそうです。

日立薬剤師会では、3の項目についても、連携のため活動を重ねてきましたし、現在もより良いものにしていくために地域医療委員会や薬薬連携会議の委員の方々に骨を折っていただいております。日立薬剤師会の会員ならば、自信を持って「多職種と連携体制を構築している」と答えていただけるのではないかと思います。

 

日立薬剤師会の活動は、地域の皆さまと関係者各位の理解、そして地域薬剤師個人個人の支えで成り立ちます。今後とも皆さまのお力添えを宜しくお願いいたしますm(_ _)m

そして新たな力はいつでも大歓迎いたします、是非地域の薬剤師のご意見をいただきたく存じます。会社や店舗が非会員であっても、個人で入会することは可能です、薬剤師としてすべきことするために一歩踏み出してみませんか? 今日は成人の日だそうです、春を迎えるにあたり新たな決意をするのにうってつけじゃないですか( ´ ▽ ` )ノ