お薬講座に行ってきました!

平成28年11月12日に日立市大沼学区のふくしのつどいにお招きいただき、お話しする機会がありました。関係者の皆様、このたびはありがとうございました。たくさんの方にお集まりいただき、とても楽しい時間を得ることができました(^ ^)

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内容は「薬の正しい使い方」と題して、薬の正しい飲み方、保管方法、吸収・分布・代謝・排泄、副作用、相互作用など、できるだけわかりやすくお話ししたつもりです。薬はみじかな存在ですし、ご高齢になれば服用する機会も増えるので、皆さんに興味を持って聴いていただけたのではないかと思います。

 

医薬品の適正使用を啓発する役割を果たそうとすると避けては通れない問題にもぶつかります。最近の週刊誌の特集記事などで薬に対する「飲んではいけない」キャンペーンがおこなわれていることもそのひとつです。

普段の業務でも遭遇する問題ですが、週刊誌の影響で服用に対する不安や薬に対する不信を感じている方が多いという実感があります。

しかし、よく話しを聞いてみると、薬に対する不安を感じている方は、実際に週刊誌の記事を読んでいなくて、新聞の週刊誌広告の見出しだけ見て不安になったとか、人伝いに2次情報、3次情報としてなんとなく聞いたとか、おっしゃる方がほとんどで、週刊誌の記事を吟味した人にはなかなかお目にかかっていません。

週刊誌の見出しはセンセーショナルですが、薬を飲んではいけない結論を得るために、都合の良いインタービューで記事を構成している内容はとてもフェアなものとは思えません。本来記者が自分で勉強して調べるべき情報も、インタビューによる個人のバイアスがかかった文言を集めているにすぎないので、文章に厚みがありません。

結局、現在の医療の基本となる予防医学における高血圧や 高脂血症、糖尿病の予防・治療のための薬物療法を週刊誌が否定するための結論は、食事運動療法を徹底した未病の概念に近いものですから、なんだか穏当なものだなと感じました(個人的に集めた数冊の週刊誌を読んだだけの個人の感想であります;^_^A)

 

しかし、病気や健康に不安を感じて生活している方にとって、マスコミの情報の取捨選択はとても難しと思います。このマスコミがしていることは人々の健康を守ることが目的とは感じられません。どうして画一化された結論だけむりやり作り上げようとするのでしょうか。人間がいるところは常に混沌と隣り合わせだとマスコミは知っているはずではないですか。

様々な情報に接して、薬についてわからないことや不安なことは、なんらかの結論を出す前に、是非薬局で薬剤師に相談していただきたいと思います。

 

ともあれ、お薬講座終盤の質問コーナーのときに、「今まで薬を信用しなくて糖尿病が悪化する一方だったけれど、これからはまじめに薬を飲んでみようと思ったよ」とお話ししてくれた方がおりました。

正直なところ、涙がでそうなくらいうれしい一言でした(#^.^#)

 

 

 

今回のお薬講座で紹介させていただいた写真があります。

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おとなのラグビーです。私の先輩方です(^ ^)

赤パンツは60歳代、黄色は70歳代、この写真の奥に見える紫パンツは80歳代の選手です。(パンツの色で年代を区別するルールがあります)

 

私が話したかったのは、

 

このラグビーを楽しんでいる男たちも、同年代の皆さんより強靭なわけではありません、同じように病気になったり、健康に悩んだりします。

でも、ご覧のように元気です、戦う気まんまんでグラウンドに集合します。70歳、80歳で現役だという自負がそうさせるのか、偉そうにしてます;^_^A

私のような40代、50代は本当に若造扱いです。いつも怒られています。練習が足りないと言われます。

それで良いのです、いつまでも大威張りでカッコイイ先輩でいてもらいましょう! 同じ世界に現役で生きるのなら、若い世代に遠慮することなんかないじゃないですか!

 

私たち若造は大威張りの現役の先輩から、まだまだ学ばねばならないこと(もちろんラグビー以外のこと)がたくさんあるのですから。

 

皆様にも、大威張りでいてもらって、遠慮せずに、どんどん若造を叱りつけてください、そのために、現役でいるために、元気でいる努力をしてください。

 

そんなことでした。

 


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